日々のこと
春らしくなってきました。
枯れ草は追いやられ緑の原があちらこちらで目立ちます。
桜は散り牡丹桜が次々と蕾を膨らませます。
と、ここまで書くのは良いですが、世の中結構、刺激的な文が多いです。
メディアは売れないとおカネになりませんけど、いまや次々と新たなニュースが入り、情報処理が果たして追いつくのかどうか?
「売れる」ものが多くなりました。
一応、真実なんでしょうが、その先走りというか・・・ある人はファクトチェックが旧来のメディアのあり方云々と言いますが「事柄」などは、一時の事実なんだと思います。
検証には時間がかかる。
ゆえに、ちゃんと裏がとれたり、丁寧に仕込まれたものほど真偽のほどが磨かれる。
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スピノザなどはガラス磨きの哲学者だったと言います。
この手の天才(!?)は意外と世に埋もれているのかもしれません。
そこらに居る、オジサンオバサンだったり、ませた子供かもしれません。
必ずしも、本質はカネになるとは限りません。
ある方向には通じているけど、世渡りが壊滅的に下手糞だったり、陰キャが強烈過ぎて目も当てられなかったり、何気ない人物が耀かしいものを持っていたりします。
あの有名な近代化学者などは博打打ちでロクでもなかったり、耳を切り落として後で有名になった画家もいます。
残念ですが、おカネを得るとは相手あってのことですから、コチラが意味不明な化学式を出しても、ホントだかどうだか分からないヒマワリを見せても、受け取って貰えるとは言えません。
まぁ、即興性のある動画配信なんかは見てくれがどこかにあるでしょうし、何かインパクトがないと続かないでしょう。打ち上げ花火です。
あるいは、本来の強烈なキャラクターが売りなら別ですけど。
全八シリーズのなかで、人からのニーズに応えて悦びとする、という回がありましたが、実生活に根付いたものなら悦びはあるでしょう。
しかし、いち労働者・・・雇われたら、誰に使われるのか分からない「コレ」を作り、仕方なく食う為に働くというのが強くなってあたりまえです。
発達障害支援のエキスパートなどは、クライアントには仕事の代わりに生きがいとして趣味を充実させなさいと言います。
発達障害は嫌いなことに見向きもしないという難しい側面がある。ならば他を充実させればいいという考えでしょう。
それでも、当たれば儲けものだけど、外れたら暗澹たるものになりがちだから難しい。
ですから、なるべく負けしろは多く・・・クライアントが活かせそうなものは、いくつも温存しておくのがよろしい。