河原散策(出先編)
元は師匠のホームグラウンドの釣り場・野草採取場所でしたが、師匠も居なくなってしまい今は、だだっ広い河原だけが残るだけです。
雨の後の濁りです。
私も何せお昼の時間しか使えませんから、川でジャブジャブなんてのはできません。
そう、お昼です。
安かった傷んだリンゴを食べます。
傷んでもリンゴ🍏
ほうれん草入り握り飯。
コンビニ弁当が高いと感じるようになりました。
作れば安上がりです。
対岸に桜がきちんと並びます。
植えた時に計算したのでしょう。
菜花が咲き、微風が草木を揺らします。
流れる水はあるがままに・・・時々、魚(はや?)がキラキラ光ります。
風景が酒になります。
握り飯が肴になり、自然と溶け込み恍惚となった境地に近づきます。
時々、競艇のモーター音が聞こえますが、騒がしいのではなく、勝ってるのか?負けてるのか?が気になってしまいます。
私もまだまだ煩悩にまみれています。
飯後の散策です。
ヤブカンゾウの若い芽が生えだしています。
お浸し、和え物や天ぷらによろしい。
アケビ若穂。
野食界隈ではこれを集め、湯掻いて中に生卵黄を落として喰らうのがブームのようです。
別名:緑の鳥の巣・・・と、言うんだか?言わないんだか?
イタドリの子供。
小さな赤い芽がアクセントです。
何でも小さいウチが可愛い。
ノビル。
目が肥えてくるとノビルの白緑色が区別できる。
茎が小指くらいの太さ。
なぜ、私がノビルに拘るか?はネギの代用になるからで、いまが旬の小ネギも同じ時期です。
ゆえに、小ネギを買うならノビルで間に合わせればよろしい(※)。
しかし、とても残念ですが仕事に入りますからノビルは断念されます。
職場で異臭騒ぎが生じ、顰蹙(ひんしゅく)を買うでしょう。
(※)行者にんにくの伝説では、行者がコッソリ精を付けたと言われています。私もそんなマッチョな目的を目指したいですが、先に胃が先にもたれてしまってそれどころではないです( ´ᯅ` )
菜花かあちこちに咲き乱れる。
もちろん、蕾は食べられます。
花は咲いていますが、蕾だけを摘むやり方はブロッコリーの側芽を収穫するみたいです。
菜花、ブロッコリー、カリフラワー、カラシナ、小松菜、葉牡丹・・・アブラナ科の仲間です。
ノビルを採る方に出会いました。
やはり、ネギを買う必要がないそうです。
剣スコを持参して掘っていましたから、その道の玄人でしょう。
わたしは昼休みでしたが、面白い話も聞けました。
仕事に戻らないといけませんが、自然や野草に囲まれた生活を時々、渇望する事があります🍄