巨大NEET本を読む
NEETという言葉も何だか使われなくなってきました。
ステイホームだとか、リモートだとかで案外大人もあの生き方がいけるじゃないか!と分かったのでしょうか?
外へ出ずに働かないことが、何もいけないことではないと分かったのです。
あとは、その普及する程度次第でしょうが、男はいいが女は泣いたという意見もありますから、何とも言えません。
さて、巨大NEET氏の本を読みました。
彼が36の時に書いたという代物ですが、正直、私があの年代のころに、こんな立派なこと言ったり、悟ったりしていなかったように思います。
「ムリはしない」が底流しています。
また、合わないこともしないというのも同じようなものでしょう。
「働く」とうのが、文化的に影響されているとしたら、大通りを歩め!というのは、声が大きいですけど、マイノリティな婆は身体が受け入れられません。
「社畜」だの「社畜輸送車」だの、あとの世代から小馬鹿にされるんですから、時代によってやりやすさや妥当さの違いが出てきて当然な気もします。
(´・ω・`)「働くってそんなに大事?」
と言われだしたころから、考えなければならなかったことかもしれません。
変な見方をすれば、働くなんてのはどこか我慢比べや、口を悪く言えば「蠱毒」のような状況にも見えます。
なんせ、ハラスメントという言葉は子供も知っていますし、強者がその場に居たら出てしまうなどは、集団や共同などをしていれば、出てきてしまうものです。
そんな生き馬の目を抜くようなとこなら、感性の柔らかい人なら、すぐリタイアするのもおかしくない。
私もどこか仕事などの論理に毒されているとこがありますから、これ以上毒されていれば、NEET氏の意見など、けしからん!となったかもしれない。
まぁ、毒されるというより、洗脳や暗示かもしれませんが。
有能なサボりはリーダーに、有能な働き者は参謀にさせよ、という古代の名言を引用していましたが、その通りです。
有能でないから、グチャグチャ言ったり、ハラスメントじみた事になったりする。
何もせずにスルスル行くのが上等でしょう。
たまに読み返したい1冊になりました。