Nightapollon’s diary

元のブログが行方不明になり作り直します。時にディープな事を言いますがスルー(見逃)してください。

深川飯とノビル漬けを作る

今回、採って喰うの「喰う」の部分になります。

 

先日、シオフキとノビルを持ち帰りました。

会社帰りの疲れた身体を引きずって、何とかキッチンという所に立ちました。

f:id:Nightapollon:20210316213604j:image昨日の事がずっと前のようです。
採ってきたからには何とかせねば。

先にも書きましたが、アサリ、アオヤギ、サルボウ(アカガイ)、ハマグリ、ミル、などは内湾の幸の王道・・・漁業権対象になります。

 

ノータッチ・・・外道になりやすいのが、シオフキやマテ貝の類でしょう。

場合によっては、漁業権にあたるので注意が要りますが。

ノータッチなところを選びましょう。

近郊の潮干狩りなど検索すれば、出るでしょうから試してみればいいのです。

 

さて、シオフキは敬遠されやすいです。

砂を吐かないしクセがあるしで、見つけても捨てられることがあります。

我が家では、大粒をアオヤギの代用にしますが、採れたてのシオフキのボイルしたものは実に美味い。

ワサビ醤油がメジャーでしょうが、乙なやり方として生姜醤油もあります。

f:id:Nightapollon:20210316214253j:image水から火をかけ沸騰したらあげる。

歩留りの悪いこと(捨てる部分が多い)。

f:id:Nightapollon:20210316214501j:image大粒のものは卵を抱える。

外套膜をひっくり返し、よく洗います。

そうしないとジャリジャリで食う気を失います。

f:id:Nightapollon:20210316214621j:image甘辛煮~佃煮くらいを目指します。

生姜を忘れずに。

f:id:Nightapollon:20210316214703j:image飴色になりました。

あとは、昨日のノビルを刻んでメシに混ぜるだけです。

f:id:Nightapollon:20210316214750j:imageノビルが多いですが気にしない。

むしろ、風味はノビルを感じさせないくらいです。

f:id:Nightapollon:20210316214854j:image盛り付け一例。

深川飯屋がやれそうです。

アサリではなくシオフキ…

炊き込みご飯ではなく混ぜこみご飯…

不味いはずありません。アサリの深川飯と変わりないです。

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次はノビルです。

昨日、疲れすぎて紙に包んで冷蔵庫に放り込みました。

泥を落とし薄皮を剥いて可食できるよう加工します。

f:id:Nightapollon:20210316215105j:imageネギ農家の苦労がわかります。

ノビルも野菜の扱いになりました。

値は高いですがディープな八百屋にも置かれています。

去年は画像の量で¥380くらいでしたっけ?

 

1番の利用は味噌を付けて喰うのでしょうが、ネギの代用に充分適します。

ラーメンにも入れて結構ですし、たこ焼き、ヤッコの薬味、きざんで煮物、浅漬けにもできます。

f:id:Nightapollon:20210316220033j:image匂いに慣れればクセになる。

なお、ネギ同様に「とう立ち」すると一気に固くなりますから、今が旬です。

全草の利用でしたら、今から漬物にしておき保存しておくのが良いでしょう。

あとで、楽しめます。

f:id:Nightapollon:20210316220017j:image今回は醤油漬けを目指します。

刻んだ全草を塩揉みして、しならせていきます。

砂糖、醤油、刻み生姜などを加えます。

今年は中華だしを加えます。

f:id:Nightapollon:20210316220318j:image果たしてどうなるか?
ネギの仲間でもノビルは独特の形状をしています。

f:id:Nightapollon:20210316220430j:imageラップで封をして冷蔵庫で寝かします。

味がしっかりしているので、味見の度に取り出したら、漬かるまでに無くなるでしょう。

漬かったら使い切る感覚でいきましょう。

 

時間があればもっと採って作りたい逸品です。