ホンビノス狩り(予告)
「貝の紹介となります」
ホンビノスは大阪湾や東京湾(※)が生息地だ。
原産国はボストンで当地では茹で貝にレモン汁をかけて喰うそうで。
ほかにはクラムチャウダーが有名ですが。
(※)渥美半島にも居たかしら?
その汚染への耐久性は強く、地元の貝がダメでも生き残っている始末。
去年の夏に強度の赤塩のため流石にダメになったと聞くけど、私の印象では近海でのダメージは微々たるものじゃないか?とそんな気がする。
船橋では、ホンビノスの名産地であり、動画では漁師が釜茹でホンビノスを醤油+マヨネーズで熱々を頂く姿・・・実に美味そうだ。
いまでは、立派な漁業対象になっていて東京湾奥のあさり、バカガイ、さるぼう、マテ貝、ハマグリなど肩を並べる商品価値がある。
なお、三番瀬は意外と漁業権が決まっており、沖は要注意と見た方が無難だ。
COVID19のまえの、非漁業権の場所では潮干狩りがたくさん行われていた。
もう、その地の貝が無くなるくらい・・・取られたのか?ホンビノスなど、出てこなかった。
「本編」
さて、自粛のため昨年は思う存分海に行けなかった。
今年はどうなるでしょ?
今年生きているだけで有難いと思わないとけませんが。
私などは身分が遊漁者に当たるわけで、海岸でできることは限られてきます。
思い出話になりますが、ホンビノスは穴場となれば、幾らでもとれた時期がありました。
いまはネットのお陰か穴場が無くなり、新天地を求めさまよっているのが現状です。
ひとつが100gとあれば、50個で5kgとなり、潮干狩りはキャリーケースが必要になるケースが出てくる。
臭うキャリーケース🌫
ホンビノスは殻自体が鎧のようなもので、もしあさり、やバカガイを入れたら弱い方が潰れる。
いや、ホンビノス同士も衝撃で割れることがあり、輸送には注意が必要⚠
まぁ、ホンビノスを喰ったという経験者からすれば、クセがあると言うけど、ニンニクや生姜・・・あるいはトマト煮込みなどに使うなら、なかなか使い勝手の良くない海産物と言えるかもしれない。
あと、硬い。
四つ切りにした成体も、破片となっても噛みごたえは生きているので・・・しかも、煮込みにしても硬さはとれない。
唯一、パパイヤ酵素で加減しながら柔らかくできるけど、そこまですると手間になります。
やはり、風味はハマグリに劣る感じがあります。
ハマグリはお雛様で出される風格があります。
貝焼き屋ではホタテとホンビノスが出されますが、焼きたてアツアツが1番なようです。
(それでも、私はホタテの方が好きだなぁ)