アイデアを考えてみる②
新奇性と言うのはどこは反社会的なものかもしれません。
内容は先に書いた通りですが、いままでの慣習とは違うことをし出すのですから、例えて言うなら子どもの非行のようなものです。
某氏は神輿はヤンキー文化だと言いますが「次々と変わる勢い」で有名な古典ではありませんが文化の本質を突いていると思います。
「変わることはいい事だ」といまもむかしも言われますが、逆に変わらない部分は何か?を研究するのも価値があるかもしれません。
何故、変わることはいい事だと聞くのがいいのです。
十中八九、決まっているからとか、皆がやってるから、という掟の番人のような答えが返って来るはずです。
そこに、キレイな説明や強引な力説をするようなら無理がある証拠でしょう。
神代から文化の底流は変わらないと言われます。
シューメールや神話など見ても欲望のあり方やそこからできていく自治などはいまと変わりないように見えます。
ただ、マテリアルの豊かさがいまは優っているので、あたかも昔は貧しく何も無かったという見方ができるのです。
古代は印象と生活が結びついています。
太陽に馬車があると言われましたが、印象や比喩でしょう。
マテリアルの少なさはイメージを豊かにするようです。
変な話、75年前までよく戦っていました。
いまでも、どこかであるのでしょうがアイデンティティの確立は歳を追っても続くものかもしれません。
ひとつの文明が滅び、新たな文明が出てくる。
血で血を洗う力の世界(≒本能)という説明ができそうですが、新しいものを作り出す、出したいというのも欲望なのかもしれません。