Nightapollon’s diary

元のブログが行方不明になり作り直します。時にディープな事を言いますがスルー(見逃)してください。

ホンビノスアヒージョ🦐

ついに「その時」が来ました。

f:id:Nightapollon:20210616212842j:image幕張ホンビノス。

2日間「砂出し」と「モヤ抜き」した二枚貝を頂く日です。

「出会いがあれば、別れもある」By師匠

 

日曜日から2日経ちました。

一昼夜あとから状態が怪しくなり、1個死んでいました。恐らく暑さだと思われます(1/15)。

 

殻を見れば分かりますが、採りたての際黒ずんでいた硫化水素が抜け落ちています。

貧酸素海域で起きる現象のようです。

我が家の酸素で中和され美白化したのでしょう。

 

今回の目的はモヤ抜きしたホンビノスは臭くないのか?でした。

ネット料理研究家や水産のプロは数日「モヤ抜き」することで、臭くなくなると唄っていますので、実証するのです。

f:id:Nightapollon:20210616213509j:image大きいのは釜茹で風にする。

(´・ω・`)「料理風景が既にグロい」

小粒は酒蒸しにします。

f:id:Nightapollon:20210616213728j:image喰うなら小粒(私流)。

|・ω・`)フムフム

酒蒸しは確かに喰い易くなっています。

ホンビノスの体臭が分かりにくいです。

貝焼き屋が炭火を多用するのは、炭火臭さがホンビノス臭を誤魔化しているのもあるかもしれませんが、今回はより直接的に嗅覚を刺激する人体実験です。

これほど「モヤ抜き」に効果があるとは思いもしませんでした。

f:id:Nightapollon:20210616214453j:imageデカイのは2つにして調理です。
浜田さんは「デカイ貝は気持ち悪い」と言いますが、見た目分からなくありません。

アサリとかシオフキなら小ささで誤魔化しが効きます。

例えて言うなら、1mあるカタツムリと戯れるような不気味さ。

f:id:Nightapollon:20210616214827j:image安いシリーズ。

お手軽スパイスは便利です。

タコスもあるんですから、世界の料理がヌポンで味わえる贅沢さがあります。それも低価格で。

f:id:Nightapollon:20210616215023j:imageかぼちゃ、しめじなどを脇役に。

キノコは¥60もしなかったです。

かぼちゃは土曜のネパール八百屋で手に入れたヤツの残りを使いました。

f:id:Nightapollon:20210616215256j:image本来はパプリカが正解です。

(´-ω-)「・・・」

ニンニクのキツさと魚介の風味が相俟ってよろしい。

サザエなどは磯の香りが重宝されますが、ホンビノスやアサリなどの二枚貝は風味が・・・もっと言えばダシが海のスープのようです。

 

余談ですが、根魚(カサゴメバルアイナメ)の胃袋に稀にルアーのハリスが入っていることがあります。

ハリスが入ってまで生きる野生の凄さもありますが、喰う方にとってはたまらない。

喰う方が釣られてしまいます。

外科の先生のお世話になる前に、魚の下処理やの内臓の確認くらいはした方がよろしい。

 

今回の結論としては、アサリやシオフキはともかく、ホンビノスは生体の生命力ギリギリまで「モヤ抜き」はした方が良さそうです。

ただ、暑い時期ですと上手くいかないのでエアーを入れたりして機嫌を損ねないようにした方が良いでしょう。

 

久しぶりに美味いモノを喰いました(-人-)