ハマメシ(幕張海の幸)
寝ても疲れがとれない(つω-`*)
先週は出掛け過ぎました。
横須賀・三番瀬・幕張と、もう少し控えても良いのですが、大潮と夏・休日が重なると、もうどうしようもない。
しかし、獲物の始末はつけないといけない。
短い水管を伸ばす本美之主。
いまあるのは、シオフキ、ホンビノス、アサリです。
時間のかかるシオフキから手をつけます。
いや、今回は少しこだわってみました。
毎回、シオフキをボイルドにしたとか、干物にしたとかでは能がありません。
なので、偏執的な工夫をこらします。
(´・ω・`)「変質者が偏執言うなよ」
シオフキを酒蒸しから剥き身にした。
ここまではいつもと同じです。
シオフキといえば、アレです。砂を含んで嫌われる潮干狩りの外道扱いです。
野食先生曰く「内臓を取り除いて使えばいい」というので、それに準じた真似っ子をしてみました。
外套膜、水管、貝柱。
この後、卵や内臓に付着する脚も切り離しています✂
6:4くらいでしょうか?
筋肉:(卵+内臓)の割合。
野食先生はここで内臓を捨てて肉を使うという画期的なことをしますが、結論から言うとその方が合理的です。
内臓に付着する性腺をこれから取り除くという、外科的で偏執的…固執的なことをしますが、あとでやらなきゃよかった…な部類の作業になります。
性腺が内臓を覆うように存在。
太い指がせいで分かりにくいですが、黒いのが内臓(肝)であり、シオフキやアオヤギ特有の匂いの元でもあります。
卵のみにした図。
中腸腺が透明な寄生虫のみたいで時々騒がれます。
問題ありません。
時間食いました。
30ものシオフキに小一時間くらい要するのは、余裕のある場合か、細かい作業が得意な方に適しています。
私が脳神経外科に向いていないことが今回、証明されました。
余程のことが無い限り二度と繰り返しません。
シオフキVer.深川飯を拵えます。
刻みシイタケを試しに入れました。
さて、メシが炊けるまで他をします。
ホンビノスですが、ネットの中には数日かけてモヤ抜き(臭み抜き)をすると言うのがありましたので、ホンビノスだけ引き続き、モヤ抜き維持を続けます。
アサリが残っています。
これは、余計な小細工はせずスタンダードにいきます。
味噌汁です。
潮干狩りメニューの王道。
内房民宿の必須料理(?)
(´-ω-)「・・・」
期待を裏切らない味。
砂出しも期待を裏切らないアサリだからできる料理です。
さて、シオフキVer.深川飯どうなったでしょう?
メシが炊きあがり蒸らしも終わっています。
パカー( ゚д゚)
凄く良い香りです。
海とダシの匂いがキッチンを充満していきます。
メシを潰さないように混ぜていきますと…
もう、芸術品です。
今回は混ぜ込みメシではありませんから、米に味が染みています。
(ㅇ_ㅇ)「えれー美味い」
旨味が口や鼻腔に広がり「生きてて良かった」感を蘇らせます。
世の中、理屈から感動を与えることは無くはありませんが、実感から感動をを与えた方が生命力が増します。
味噌汁にもミツバを使って乱用気味ですが、なんのことは無い。ただ単にミツバが安かったのでたくさん買い占めていただけです。
残すはホンビノスだけです。