昼に仕事が引けると…(横須賀編)《更新》
業務上の都合で仕事が午後終わりになりました。
今週は大潮ですからチャンスです。
しかし、今行っても正午の大潮には間に合いません。
何だかんだで、6月のくせにとても暑いですし泳ぐには良いのかと・・・そんな期待を胸に横須賀に行きました。
品川から京急に乗ります。
お得感のあるセミクロスシート車に座ります。
なお、クロスシート車の中にはウイングシート車があるようでカネとられます。
いまは、COVIDでやっているのかわかりませんが、何気にトラップです。
多摩川のブルーシートと達人たち。
坂口さんの編集者さん曰く、彼らはプロ(イチローレベル)だから並の人が出来るものでは無いといいます。
師匠なども、さんざん「お仲間になりそうです」と予言していましたが、何のことはない北海道の実家に帰ってしまいました。
武蔵小杉の次が横浜国際大というのですから、相当な距離があります。
武蔵野線がそうだったように元は、貨物線だったのを旅客車が通るようになったのです。そのうち新駅ができるかもしれない。
旧国電ですから首都圏に貨物線はあちこちに通っています。
駅間が長いため貨物線内は120km走行するかもしれません。
途中、横浜を過ぎるとウツラウツラして来ました。
観音崎も不思議なバス路線です。
浦賀に行ったり、観音崎に行ったり、堀ノ内に行ったりと途中から乗った場合、堀ノ内から・・・いやいや
さて、無事に観音崎に着きました。
当たり前ですが満潮です。
西経でとりますと…君津(≒横須賀)で11:30が大潮(20cm)、17:40が満潮(170cm)ですから深いです。
軽装備・・・いや、中装備ですから、そこそこの獲物は狙えます。
ハコフグがハマで干からびています。
近所の子供が波打ち際まで自転車を乗り付けていました。
ハマっ子です。
まぁ、ここまで大きくなれば固いですから、喰うなら新芽をポキポキ折って摘むようにしましょう。
満ちたハマに向かいます。
クサフグが泳いでいきます。
むかしは、カジメの森が広がっていましたが、いまは磯焼けが海中に広がっています。
観音崎北は海藻が豊かですが、南に回ると急に磯焼けが広がります。
餌がありませんから、ニシキウズガイ(シッタカ)などが居なくなるのは当たり前です。
磯は藻でツルツルですから、慣れた人でない限りサンダルは止めましょう・・・手の付いたところが牡蠣なら手をスパッと逝きますよ☠
南風と打ち寄せる波が満潮のハマを洗います。
良型のイソガニが這い回ります。何度も狙うと向こうに伝わるのでしょうか?磯に緊張が走ります。
18時を過ぎれば夜の大潮になるでしょう。
たぶん、それほど引かないはずです。
やれる事が少ないのでハマから上がります。
帰りも京急で品川を目指します。
アチコチにマグロのポスターを見かけます。
COVID疫病騒ぎはどうなったのでしょう。
団扇(うちわ)を使いながらマグロを喰らう?
(´・ω・`)「マグロ、数年は喰ってないよ?」
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帰宅しました。
磯物を少し頂きました。
外側を良く洗い、水から沸騰寸前まで弱火にかけます。沸騰すると固くなります。
濃いめの塩水と酒を加えながらするのがポイントです。
中身を取り出したところ。
貝類は夏に向けて産卵シーズンになるのでしょうか?
藻をたらふく喰ったのか、中身がギッシリ詰まっています。
リュウテンサザエ・・・サザエの仲間らは5月が旬と言いますが、基本、魚介類は産卵前後が美味くなると言われています。
なお、これはサザエではありません。
「スガイ」です。
サザエの親戚といえば親戚に当たります。
地方では「サザエの子」なんて言われます。
味がサザエに似ていますから、無理にサザエを喰う必要はありません。
今夜分のアテ(酒の肴)になるくらいがちょうどいい。
画像を見ると粒がデカいですが、デカいのを選んでいます。小さいのは居なくなりやすい(弱い意味で)ですし、磯物は個数の回復が難しいですので、少量得るのが望ましいです。
少し前に、スガイで「偽(ニセ)サザエ丼」を作ろうてして、甘辛煮にした事がありますが、丼になる前に肴となってしまいました。
私の夢(野望)は破れやすいです。