ホンビノスを干す
先日、ホンビノス狩りに行きましたが、肝心のホンビノスは乾物にしてみました。
明らかに見せびらかしたいという画像です。
いやらしい♥︎
晴天がありましたから、ワカメも前日には干し上がりましたし、ホンビノスもそれなりにカラカラになりました。
夢は乾物屋さん。
夢というより老後に開店したいですが、干からびたモノを売る老いた私がやる店というのは、どうも哀れじみています。
(´・ω・`)「やらない方がいいかしら?」
しかし、問題はホンビノスの風味です。
実はホンビノスの乾物は以前も作った事があるのですが、デカい個体を干した場合、食べてみたら臭くて鼻が曲がりそうになりました( •́ฅ•̀ )
今回は小粒~中くらいを干しました。
食べた結果、どうやら臓物が臭くなるようです。
ただし、小粒はそれほど匂いが気になりません。
ホタテなどは貝柱ばかりですが風味があります。
ホンビノスの場合は比べてみると臓物がデカい。身体の半分以上占めています。
良く、ホンビノスを流行らそうとする店などは、旨味が強いことを売りに出しています。
確かにそうなのですが、実はアレは塩水な感じがしなくない。
旨味成分は確かに強いのですが、同時に貝が吸い込んだ海水の塩っぱさも無視できないように思います。
まぁ、どちらにせよ旨味が凝縮されて臭くなるようだったら、乾燥は向かない。
もし、意地でも乾物にしたいなら臓物を除いた脚や外套膜などの筋肉を使う方が良いです。
ところで、今年は東京湾の潮干狩りが不調らしい。
木更津、横須賀、南横浜など、今年は見送る漁協もあるようです。
海の公園や野島公園は壊滅的(私の主観です)で、アサリの天敵すらいないというのは、掘っていても切なくなります。
これはカニですがね🦀
江戸川放水路や幕張などはシオフキやホンビノスが約束通り居るようです。
幕張でアサリは見かけましたけど、沢山か?と言われればそうでもない。
採るにはやはり苦労しないといけないレベルでした(※)。
(※)なお、先回のアサリ、シオフキは既に乾物にしています。スープや粥に入れてよろしい具材です。