久しぶり横須賀《更新》
GW始めの山手線が減便になり、めちゃくちゃ混んだそうです。緊急事態宣言ゆえ、乗客コントロールを図ったのでしょう。
「原物なけりゃ使わんだろぉ~」
の、誰かのパロディみたいですが、やる事が露骨で直接的です。
代わりに何かなればいいのですが、交通網もインフラですから、個人で思いつくのも限られているでしょう。インフラに近いところはコントロールが強制的でも効くのです。
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さて、久しぶりの中距離旅行です。
品川に出て京急に乗り換えます。
川崎多摩川は相変わらず「お仲間」がいましたが、アレも実は賢くなければできませんから、窮地に陥ったら私の場合、生保になり後ろ指さされ、非国民と罵られ、顰蹙を買いながら余生を過ごす羽目になるでしょう。
そんなに生き急いでどうする?
京成や浅草線でもこうはいかない。大胆な高速運転をします。
田浦を通過します。
良い時代のころは、地方を題材にして作品が次々生まれましたが、ありきたりでフラットになった現在は中央でアイドルが出れば、みんな中央を真似する始末です。
ブルーライトも、これっきりですか?も、ここは横須賀も、ありません。
浦賀に着きました。
駅前はドック(船の溜まり場)があり京急の延長か?と思わせぶりな倉庫があります。
浦賀からひたすら歩きます。
鴨居神社。
八幡様です。
目の前は浦賀水道なので海運も守ってもらいましょう。
風が強いです。
薄着をして失敗しました。ウインドウブレイカーがBESTな感じです。
しかし、大潮ですから荒波は遠くにあります。
波打ち際で散策します。
色とりどりの海草が。
横須賀は漁業権町ですから、無闇な採集は慎みましょう。
時期を過ぎたヒジキ。
むかし、勝山の海村で家先を使いヒジキを干していた光景を見ました。アク(砒素)を抜くために茹でたり干したりを繰り返す何気に手間のかかる食材です。
しかし、ここまででかくなれば「ホンダワラ」と見間違えます。
カイメン。
いまは指を濡らすのもピンポン玉でやりますから、海綿の出番がありません。
海綿で指を濡らしたということは、次第に昔話になるのでしょう。
自然のオブジェ。
いまでこそ、動画配信があり上手い絵を撮りますが、売りたいを前面に出して、ウケ狙いなところがありますから、自然らしさが後退した印象を受けます。
「初めにモノありけり」
ではありませんが、本来は自然が先なのです。解説者が目立ってはいけません。
春先は彼らの産卵シーズンです。
浜の至るところに精根尽きた彼等が波に揉まれ、ウミソウメンがカラフルに落ちています。
見た目が味付けを忘れた焼きそばのようだ。
よく見ると、ツブツブが見られますから、時期が来れば子どもが生まれるのでしょう。
ネット上では、食べたり、お腹壊したりと情報にまみれていますが、食べない勇気も必要です。
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