ノビル醤油漬け&ヨモギお焼き
ブルーマンデーが終わりました。
しかし、仕事が終わると元気になるのは、若者と変わりがないからでしょうか?
生き甲斐やレクリエーションを持っていると、生きていくうちの30%くらいは苦痛が軽減されるようです。
昨日のノビル&ヨモギ。
採るのはいいけど跡が怖いのはこの事です。
大量のノビルです。
市場で取り引きしてくれそうな量ではないか?
根をチマチマ取り不要な葉やゴミを取り除きます。
2時間は掛かったでしょう。
ネギ屋さんの苦労が分かります。
軟白な部分を露出するのに品種改良されていない野良を使うのですから時間がかかってしまいます。
自分でやる分には異物混入騒ぎと無縁です。自己責任とオリジナル、好みの調合が出来ますから、だれにも文句は言わせません。
それにしても巨大です。
ネギと小ネギの中間の品種にありそうです。
ただ、臭いは強烈です。
今回も醤油漬けを作ります。
刻んで塩揉みしますが目が痛い。硫化アリルで今夜は良く寝られそうですが、目がムスカ氏になります。
飛行石を持ち呪文を唱えてはなりません(※)。
(※)何でしたっけ?デパス…いや、パトス?
味付けです。
今回は2種類作ります。
醤油漬けと塩だしの2つです。
ただ、塩だしは味見の段階で正解っぽく、いわゆる「ねぎ塩」の延長と考えたら、発想は悪くないのかもしれません。
ラップで空気が入らないようにします。
ノビルもとう(花芽)が立ってきています。すると繊維質になり硬く食べられません。
これは、ネギの穂が出たら摘んでしまうのと要領は同じです。
いつまでも植物を栄養成長にさせることで、ネギの品質を保つのです。
あとは、冷蔵庫に入れて私に喰われるその時を待ちます。3-4日あれば十分でしょう。
もう1つ宿題があります。
今更ながら、茎は硬かったと後悔しています。
しかし、干しておけばヨモギ茶になりますから、柔い部分を活用します。
韓国でもヨモギ茶がありますが、効能の多様さが目立ちます。飲み続けることで難病に効果があるのでしょうか?
米粉のお焼きを目指します。
ヨモギとくれば草餅でしょうが、幸いにして米粉が流しの下で眠っていました。
目覚めてもらいましょう。
考えてみれば「おこめ」です。
米粉のパンがパサつき値段が高いのは、活用の仕方に難があるからでしょうか?
ベトナムやメコンあたりでは麺にしてしまいますが、パンというのは聞きません。
蒸し蒸ししてカビの心配もありますから、乾麺にして保存しその都度使うのが似合っているのでしょう。
余裕があればミキサーを使って下さい。
私は切れない包丁で頑張ります。
今日はみじん切りが多い。
柔らかい葉だけを使います。
爽やかなヨモギの香りが充満します。先程のノビルの硫化アリルとは別世界です。
ほうれん草を着色に使います。
もちろん、みじん切りです。できたらミキサーが良いでしょう。
米粉に混ぜ込んでいきます。
耳たぶより硬い方が後で使いやすいです。
今日は働きっぱなしです。帰宅しても前日の獲物があれば休む暇がありません。
ニラ餃子ではありません。
コツは中央をモリッとさせておき、外側に行くに従い薄く伸ばしていくことです。こうすれば餡子は包みやすくなります。
焼いていきます。
ベッタリ時間が長いので、近くでできる仕事を同時にしましょう。
焼き時間はだいたい5-10分くらいでしょうか?
中身に自信がなければレンチンを3分~餡子が飛びなさない程度にすれば完璧です。
餡子をケチりました。
というか、餡を入れすぎると内臓が良く飛び出ますから、生地の柔らかさとの加減が必要になってきます。
甲州や信濃あたりで有名なお焼きですが、あちらは惣菜やかぼちゃを入れたりします。
要は携帯食だったのでしょう。
外でのバランスが良いものを食べようとしたら、おにぎりもそうですが、具を内側に包んでしまうと携帯に便利です。
中華まん(Bun)もその要領でしょう。
~試食~
(´-ω-)「・・・」
うむ、不味いはずありません。
ヨモギの匂いが生きています。
疲れ果てるまでヨモギを刻みましたから、繊維質は感じません。
米粉のカリッ!モチモチッ!が良いです。
パンでは出せない触覚です。