Nightapollon’s diary

元のブログが行方不明になり作り直します。時にディープな事を言いますがスルー(見逃)してください。

昼の自然観察(サボりではない)

科学の分野に程遠い仕事をする私ですが、自然に嗜むくらいはできます。

その道の人なら、やっている事がソレなのですから、イヤでも専門分野が耳に入ります。

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職場近くの某所。

風の具合で有機溶媒の匂いがしたり、煙かったりしますが、野生というのは強い。

空き地には冬の枯れ草が後退し、緑の絨毯が現れています。

いわゆる雑草といわれるヤツですが、人が興味を持ちやすいのは、食用になるモノでしょう。

 

工業地帯とはいえ、いろんな野草が生えます。
f:id:Nightapollon:20210325221317j:image定番のヨモギ

いまが、柔らかく春菊の代用にもなりますから、綺麗なものをチョイスしたいです。

草餅にも使いますが、ミキサーで粉々にすればラクです。

色素にはほうれん草を使うと良い色が出ます。

 

なお、秋ヨモギは葉の代謝産物を使うため、香りよりも温める効果を狙います。

韓国でのヨモギ茶は効能が違うといいますが、どうなのでしょう。

 

スイバ。
f:id:Nightapollon:20210325221723j:imageいや、ギシギシか?

どちらにせよ、春の山菜になります。

新芽のヌメリは強くお浸しなどで活用します。酸味が特徴的ですが、イタドリなどと同じように多量摂取はシュウ酸Caを含んでいるので尿結石になる可能性があります。

 

カラスノエンドウ
f:id:Nightapollon:20210325222047j:image別名:野良豆苗。

いまは、やや旬が過ぎた感じです。

f:id:Nightapollon:20210325222331j:image使用は全草ではなく穂先を使うのが良いでしょう。

花が咲き、そのうち鞘が付きます。

f:id:Nightapollon:20210325222239j:imageよく見るとエンドウマメのミニチュア。

師匠は摘んで、かき揚げにして冷凍しておくそうですが、湯掻いて冷凍保存しても後で使えますから、持ち帰ったら、火を通してしまうのがよろしい。

 

⚠綺麗な所の野草を使いましょう。ココは工場だらけですし、トラックもよく走ります。

できれば、郊外などで摘んで利用したいものです。

もちろん、今回は美味そうですが全てパスしました。

 

午後も仕事がありますから、長々と自然観察はできません。遠くから見たらヒマ人のように見えたはずです。