鬼才坂口氏を読む
「お金の学校」を読んだ。
スピード読みだ。
以前、自分の薬をつくるとか、○○文化論を読んだけど、文体にリズムがあるように感じられた。
躁鬱をカミングアウトしており、絵画、文章、服、畑、歌など、自分でやるようになって調子がいいらしい。
流れ、企画などがモチーフになっていて、そこから創造していく様はまさにアーティスト。
スピードも大事だという。川の流れのように。
(´・ω・`)「カリスマ性があるよなぁ」
に、尽きる。
東大に行けるのを早稲田の推薦で行くのだから、こう・・・流れの人だ。
折り目を幾つもつけてしまった。
子供の時、模倣したキャラクターを使って学校で紹介したとか、マンガを作ったとか、子供部屋に小屋を作ったとか、子供時代のことが描かれている。
そう言えばやったなぁ、私も。
キャラクターの模倣でクラスメイトに配ったり、ハガキとか、お金の代わりのようなものを発生させたり。
大抵、小学生くらいまでで、中学からはスパルタ教育が始まり、そんな小作品は叱責の対象になるのだから、自由は小学生までかなぁ…。
人真似はよくないというけど、3人以上ならそれも分からないだろうと坂口氏はいう。
その通りだろう。序破急ではないけど模倣の度合いが高まれば離陸して自分のオリジナルに向かうのかもしれない。
あくまで、ヒント本である。
それでもよく分からず滞るならTELして、生きづらさを語ればいい。
私の師匠もまた自分でやる人だった。結局はYouTuberに落ち着いたが、自分で動画撮って編集して、生活が作品になるんだから、アーティストだと思う。
そのうえ、ギターもやる。
好きなことで食えるはずがない、の真逆な本である。
内容の吟味は読む者に委ねられるところもある。
ただし…
「世の中、させることばかりだ」
その通りで、それがイヤでたまらないとか、何かをしようとする場合は良いアイテム本になるだろう。
それと、カネは流れであるから楽しければ流れるし、ムリに流したり、得ようとしても微々たることが本では語られている。
「勤め人がイヤな顔しながら通勤する様は死んでいる」私の意訳
…は名言。